お世話になります、スポーツ科学アドバイザーの土屋です。
先日、仕事もからめてラウンドを3日連続しました。3日連続でラウンドすると、最終日にはいい感覚がありましたね。
ただ、疲れました・・・
ラウンドの後の疲れは、皆さん経験あると思います。叩いてしまった日の疲れたるや。
ただ、この疲労、この日だけでは済みません。疲れは、その日にある程度ケアしなければ少しずつ溜まっていくのです。
では、疲れがどのような仕組みで悪影響を及ぼすのかを解説していきましょう。
①疲れは血液の中に老廃物を多くし、血液の流れを悪くします。翌日、むくみが出ている場合には疲労が強いです。
②血液の流れが滞ると、使用された筋肉も硬くなり動きが悪くなります。それと同時に関節もかたくなります。
疲れるとこれらのことが身体に起こりますが、それを放っておいてまた忙しい日々を過ごしたり、さらにラウンドをしたりすると、さらに身体は硬くなります。
これでは練習しても結果は出ません。特に、練習しているのに飛距離が伸びない、スコアが悪いという方は疲労で関節が硬くなっている可能性があります。
ゴルフの疲労で一番影響があるのは股関節です。
股関節は上半身と下半身をつなぐ重要な役割も担っていて、身体をスムーズに動かすためにとても重要です。上半身を主に使うように見られる動作も、股関節の機能によって大きく変わってきます。
ラウンドした日、帰宅したら一度、四股を踏むような動作をしてみてください。ものすごく、硬くなっているはずです。機会があれば、股関節のストレッチも今度紹介しますね。
ゴルフの下手な私が、プロのゴルファーにすることはこのような身体のケアです。ただ、プロだけではなく、ゴルフを愛する皆さまにやっていただいて、永くゴルフが出来る身体造りを目指していただければ嬉しいです。