こんにちは、ゼロカラゴルフの前田です。
今回は山梨県にあります『小淵沢カントリークラブ』にて開催しました、合宿最終日の模様をお伝えします。
最終日はグリーン周りのアプローチから練習を開始しました。
アプローチを寄せるには、『何番を持って、どこに落として、どのように転がってピンに寄って行くのか?』のようなイメージを作ることが大切です。明確にプランを立てることでピンに寄る確率は高くなるでしょう。
スタート前の練習では、ファーストバウンドの落とし場所を設定し、何度打っても同じポイントに落とせるように練習します。
①まず、狙ったポイントに落とせること。
②それを何度やっても出来ること。
③さらに、番手を変えても同じことが出来ること。
テーマを持って練習しました。
次にパッティンググリーンに移動して、矯正器具を使いストロークの調整を行いました。
パッティングストロークはパターの形状や重心の位置により微妙に異なります。
オーソドックスなピン型は、若干のアークストローク(スイング中、フェースが開いて閉じる動き)が合うと言われています。
理想的な開閉の度合いは、パターのトゥハングによって異なります。
※ トゥハングとはパターが自然と置かれた際のトゥ(ヘッドの先端)の傾き度合いを表しています。
この装置はセッティングを変えると、アークストロークやストレートな軌道への矯正も可能です。
繰り返し練習して、自分だけの安定したストロークを探していきます。
最終日のラウンドで昨日の課題を克服します。
こちらはW様。
課題は回転軸のコントロール。
ドライバーショットも飛距離を求めてアッパーブローに振り過ぎると、上体が垂直方向へ伸び上がったり、重心が右へ残り過ぎたりします。
身体が伸びるとフェースが開いてボールは右へ、そして右を嫌がってフェースをひっくり返すと今度は左へとコントロールを失います。
重心が右に残り過ぎるのも大きなエラーに繋がります。フェース管理が難しくなり、プル又はプルフックになる確率も上がります。
大事なことは『スイングは回転動作』であること。
合わせてダウンスイング時の『並進動作』を加えながら、W様のスイングを整えていきました。
W様のドライバーショットは安定し、再びフェアウェイセンターをヒットしました。
ゴルフスイングは生きています。
『昨日は良かったのに…』
『さっきまで出来たのに…』
なんて経験、誰にでもあるはずです。
ゴルフは、『当たらなくなった時にどのように対応するか?』が大切です。
例えば、トップばかりする時は『前傾を深くして重心を下げてスイングする』とか、『少し近く立ってアップライトにスイングする』のような、ラウンド中に改善・矯正するための即効性のある『カード』を何枚持っているか?が鍵となります。
『カードの枚数』
それが本当のゴルフの上達、『ゴルフを理解している』と言えるでしょう。
しかし、カードは自分に効くモノでなければなりません。
『隣の上手いオジさんが言ってた』
『YouTubeで…』
『〇〇プロの〇〇理論!』
そのカード、本当に大丈夫?
使えないカードはさっさと破棄して、自分だけの『使えるカード』を持ちましょう。
その『使えるカード』はゼロカラゴルフの合宿でお渡ししています。
是非、受け取りに来てくださいね!
次回の合宿は来年2月を予定しております。
お楽しみに。