入間カントリー倶楽部 (埼玉県) 9Hコースレッスン

実施日記
2025/07/28(月)

入間カントリー倶楽部 (埼玉県) 9Hコースレッスン

前田 雄大

こんにちは。

ゼロカラプラスの前田です。

今回は『入間カントリー倶楽部(埼玉県)』にて開催しました9Hコースレッスンの模様をお伝えします。

この日は2名様のご予約をいただきました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

入間9Hプラン最大の魅力は『芝練』です。

天然芝の上から、コース内と同じクオリティのグリーンに向かって、繰り返しアプローチの練習が可能です。

天然芝は人工芝とは違い、インパクトでの抵抗があります。

この抵抗を学ばなければ、ボールをピンに寄せることはできません。

ゴルフは自然を相手にします。スタジオでたくさんアプローチの練習をしても、それはスイングの形を覚えるに過ぎず、それだけではコースで使えるモノとはなりません。これは家庭用トレッドミルなどで毎日一生懸命走っても、起伏のあるコースを走るクロスカントリーなどではあまり役に立たないことと似ています。

平らな場所からの練習は、平らな場所でしか通用しないということです。

この日は7番アイアンを使い、どんな場所からも転がして寄せる一番安全なアプローチを練習していただきました。ピンまでの傾斜を読んで正確に転がしていきます。

ちなみにチップショット(ランニングアプローチ)は、おじいちゃんのゴルフではありません。アプローチの究極系と言えるこのショットを、ゼロカラプラスにお越しのお客様には是非マスターして欲しいです。

バンカーではヘッドを落とす場所が一定になるように練習しました。理想的なバンカーショットではヘッドをボールの約3センチほど手前に入るといいとされています。

そのためには砂の表面に線を書いて、線を打つように練習をしました。このラインドリルは非常に効果的です。

距離感はスイングの大きさで調節します。

バンカーは砂の抵抗が強いので、振り幅は距離の約3倍に設定しスイングしましょう。

コースでは…

こちらはR様。

テーマはプッシュアウトの矯正です。

プッシュアウトするということはフェースが右を向いて当たっている、またはトウ(フェースの先っぽ)に当たっている可能性があります。動画で確認したところ、フェースの真ん中には当たっているので、単純にフェースオープンのエラーということが判明しました。

そもそも、ゴルフクラブのフェースは開きやすい特性があります。この特性を封じ込めるためには①左グリップをストロンググリップにする②クラブフェースを閉じるように左肩を下げながらテークバックする③トップポジションで掌屈する など、このように改善方法も様々です。

大切なことはR様に合うのはどれか。

今回のラウンドでは②を練習していただきました。

お伝えした後すぐに修正をしていただき、5番ホール以降のティーショットを全てフェアウェイに!

そして8番ホールでは圧巻のバーディー。

完璧なショットでした。

こちらはA様。

テーマはパッティングの安定です。

まずショートパットからチェックしていきます。

チェック項目

・リーディング(ラインの読み)

・ポスチャー(姿勢)

・アライメント(向き)

・プリショット・ルーティーン(動作の一貫性)

・ボールポジション

・ストロークの安定性(リズム・テンポ)

まず、ストロークの安定性を作ることにしました。

再現性の高いストロークをする前に、左右独立した動きの練習です。最終的には両手でクラブを支え同調して動かしますが、左右の腕それぞれの役割を学んでいただきました。

その一つが『片手打ち』です。

小さいストロークで左右交互に約70センチの距離を打っていただきました。

次第にバランスが取れるようになったA様。

結果、ロングパットの距離感も出せるようになりました。

この日のグリーンは少し遅かったですが、上手くタッチを合わせらるようになったと思います。

今後が楽しみになってきました!

このように『練習』に特化した、入間9H。

秋のコンペに向けていかがでしょうか。

次回の開催は8月3日(日)です。

みなさまのご参加をお待ちしております。