こんばんは!
ゼロカラプラスの前田です。
今回はセブンハンドレッドクラブとベルセルバカントリークラブさくらコースにて開催しました合宿最終日を振り返ってみましょう。
今回も満席のご予約をいただきました。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
雨の予報もどこへやら?
降る降ると言われていても、いつも『晴れ』(^^)
ありがたやー。
さて、本日の最終日のラウンドはベルセルバカントリークラブさくらコースです。
ベルセルバCCさくらコースはフラットで広大な土地の広がる丘陵コース。メンテナンスも素晴らしく、綺麗なフェアウェイ、安定した転がりのグリーンと高いクォリティーを維持していました。
それでは早速ラウンドの様子をご紹介しましょう。
こちらはS様。
昨日の練習したテーマに沿ってラウンドを進めていきました。
S様のスイングエラーはアーリーエクステンション(E.E )
インパクト前に体が垂直方向へ伸び上がります。
このエラーでお悩みの方は非常に多いのではないでしょうか?
E.Eになる主な原因は…
・飛ばしたい時
・ギリギリのクラブを持った時
・アゲンストの時
・打ち上げのショットの時
など…
原因の殆どが『力み』と言えるでしょう。
というわけで、S様には全てのショットで力感を変えないよう注意していただきました。
イメージは5割〜6割の力感です。
次第に体の動く順番が整い、理想的なエネルギー効率を手に入れてくれました!
ティーショットの殆どがフェアウェイに飛ぶので、当然飛距離も伸びていました。
素晴らしいショットでした。
こちらはY様。
Y様のテーマは右を向いてしまうアライメント(向き)の修正です。
アマチュアゴルファーの方の『右向きアライメント問題』は非常に多いですよね。
当然、右を向くので右に飛びやすいですし、それを嫌がるとインパクトで手をひっくり返すので左にも行きます。
単なるアライメントのミスで、ボールは真ん中以外どこへでも飛んで行きます。
改善には…
①アドレスに入る前に飛距離後方から見てボールの前50センチ程にスパットを見つける。
②アドレスを作る時はフェースをスパットに直角に合わせることから始める。
③フェースを合わせたら、つま先のライン、膝のライン、腰、肩、目線のラインを下から順番に合わせる。
これで目標にスクエアのアドレスが完成します。
この手順をマスターしたY様のトップスイングをご覧ください。
正しいアライメントは、こんな素晴らしいトップポジションに繋がっていきます。
もちろん、Y様のミート率は向上しました!
こちらはK様。
テーマはすくい打ちの改善です。
『ボールを上げたい』と思うと下にあるボールをすくい上げようとします。そうなるともちろん重心は右。ヘッドが地面に当たればダフり。嫌がればトップします。
100歩譲ってダフるのは良いですが、トップだけは絶対に避けなければなりません。
トップしてしまうとゲームを組み立てることができず、すぐに大叩きをしてしまいます。
そこでK様にご提案したのは『体の回し方』です。
捻転量が少なかったので、左サイドを積極的に動かして捻れのあるトップスイングを作っていただきました。
捻転不足を補うことでダウンスイング以降、体が横に回るようになります。
バックスイングの目的は『捻転』で、しっかりボールを見ることではありません。
この名物のショートホールもピンハイ5メートルにつけるナイスショット。
すくい打ちスイングのままでは、決して成し得なかった結果ですね!
ナイスショットでした。
こちらはF様。
アウトサイドインの軌道を修正していきます。
ダウンスイング初期の上体始動により、オーバー・ザ・トップ(O.T.T) クラブをアウトサイドから振り下ろしてしまいます。
このスイング軌道ではスライスやフェースの向きによっては左へ引っかかることもあります。
イメージしたのは、ダウンスイングを横から入れること。この鈍角な入射角を得るためにはスイング自体をフラットプレーン(横振り)に近づける必要があります。
トップスイングを深くして手を上げる量を減らしました。
結果、ダウンスイングで手が下へ下がり、鈍角な入射角でクラブが横からインパクトへ向かうようになりました。
このショットも軽いドローでフェアウェイセンターをヒット。
ロングホールで2オン可能?な程、飛距離が出ていました。
素晴らしいショットでした!
次回の合宿は11月30日(土)〜12月1日(日)、朝霧・富士クラシック合宿を予定しております。
今年最後の合宿、今から楽しみです!!(^^)