こんにちは!
ゼロカラプラスの前田です。
今回は朝霧カントリークラブにて開催しました合宿最終日を振り返ってみましょう。
朝6時の気温は19℃。
風が気持ちいい、とても爽やかな朝です。
美味しい朝食をいただいて、早速練習を開始しました。
スタート前の練習では、昨日のテーマに沿って練習していきます。
まずはランニングアプローチの練習。
アプローチの基本はランニングアプローチです。8番や9番アイアンを使い『転がしてピンに寄せる』ということに慣れなければなりません。
ランニングアプローチの最大のメリットは『必ず転がる』ということ。
ボールは上げるより転がした方が、ピンに寄る確率は上がります。
ショットする際のポイントは手首を使わず肩のストロークでボールを打つこと。次第にランディングポイントが一定して、同じ場所に同じようなボールが飛ぶようになってきました。
次にバンカーショットを強化しました。
バンカーショットが苦手な方は、インパクトのヘッドの落とし場所のコントロールが不安定な人が多いです。
インパクトでボールを直接叩く、ボールの20センチも右をダフるでは、安定して脱出することはできませんよね。
お伝えしたのは、アドレスの調整と砂の飛ばし方。
みなさん上手く感覚を掴んでくれました!
いよいよ、最終日のラウンドスタート!
M様のテーマはドライバーショットのミート率アップです。
エラーはダウンスイングで左足へ大きく体重移動してしまい、クラブの入射角が鋭角になってしまうこと。
お伝えしたのは『アドレスの調整』と『フラットプレーン』
ダウンスイングでの重心の位置が管理され、クラブが横から入るようになりました。
スピン量が安定。ボールの直進性が増して飛距離も伸びていました。
S様はダウンスイングでクラブが寝てしまうエラーを持っています。クラブが寝るとフェースが開いて右へ飛んだり、開いたフェースをひっくり返して左へ引っかけたりします。アイアンはもちろん、FWはまず当たらないでしょう。
これはトップスイングでクラブを切り返してからの右肩の動きを改善する必要があります。
繰り返し練習したのは、右肩を下ではなく横に動かすような動作。右肩を目標へ突っ込ませるような動きです。
スタート前の練習をコース内でも再現してくれたS様、見事なスイングでパーを積み重ねてくれました。
こちらはY様。
テーマはFWの安定です。
トップしてしまうケースが多く、原因はトップスイングでのシャフトクロスにあります。
トップスイングでクラブのシャフトが目標線に重なってしまうシャフトクロスは、インパクトで手元を浮かせてしまうため再現性は低くなります。
お伝えしたのはトップスイングでの右肘の位置。高さをコントロールして右手の背屈を入れました。
結果、ダウンスイングは管理されインパクトゾーンをコントロールするコツを掴んでくれました。
このショットもピンに一直線!
スピン量が増して、ボールの高さが出るようになりました。
M様のテーマは左足への重心の移動です。
ラウンド後半、疲れてくると右足の上でダウンスイングを行ってしまうため、出球を上手くコントロールできません。
改善ポイントは、テークバックを右股関節内側で捻転することで右へズレる量を減らしました。
重心をこの位置で管理できると、ダウンスイングで左足への重心の移動はスムーズになります。
左足一本で立てるフィニッシュを作れるようになったM様。この2ndショットもピン5メートルにナイスオン!
見事なショットでした。
皆さんと一緒に『朝霧カントリークラブ』に挑戦した2日間の楽しいゴルフ合宿は、あっという間に時間は過ぎてもう帰り支度です。
今回の合宿でも、ベストスコア・ハーフベストの更新を達成した方が複数人いらっしゃいました。
これがゼロカラプラスのゴルフ合宿で叶えられるスキルアップ。
今後が楽しみになってきましたね!
今回、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
またのご参加をお待ちしております。