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ツチヤミキのゴルフとスポーツ科学「暑さとゴルフのスポーツ科学について」

コーチブログ
2023/08/17(木)

ツチヤミキのゴルフとスポーツ科学「暑さとゴルフのスポーツ科学について」

土屋 未来

はじめに

はじめまして。「ゼロカラゴルフスポーツ科学アドバイザー」土屋未来と申します。特技は競艇、ゴルフはエンジョイ派です。どうぞよろしくお願いします。※プロフィール詳細は、「コーチ紹介ページ」に記載しております。

さて、私の専門分野はスポーツ医科学というものです。プロのアスリートやオリンピアでも多く指導してきましたが、この度ゼロカラゴルフでもコラムを書かせていただくことになりました。ゴルフに一生懸命で、一打毎に一喜一憂している皆さま、ぜひ血管が切れる前に一緒にカラダのケアをしていきましょう。

さてこの暑い中、誰が炎天下でゴルフなどをするのでしょうか。あ、私です。昼休憩に冷たいビールを飲めば、クールダウンになると思っている方、必見です。今回は、暑さとゴルフのスポーツ科学です。

暑さとゴルフのスポーツ科学について〜プレクーリング

運動する前の段階である程度、体温を下げておくと身体がバテにくいという方法です。ゴルフラウンドだと、練習場で打って、パターをして、ラウンド前にだいぶ体温が上がっているわけです。。。そして2時間以上は連続で暑い中にいる。。。皆さんすごいです。

酷暑の時には練習を少し早めに切り上げて一旦、室内でクールダウンしてからラウンドする、というだけでだいぶ身体への負担は減ります。

暑さとゴルフのスポーツ科学について〜アイスラリー

シャーベット状のものを食べると、舌下ではなく身体に入ってからとろけるので深部体温が下がりやすいという方法です。また、体温は外側から冷やすより、冷えたものが食道を通る方が速く影響しやすいというデータもあります。茶店があるゴルフ場なら、そこで冷たいものを食べる(飲む)、家から凍らせた糖度のある飲み物をラウンド中に溶かしながら飲む、などは有効です。

ただ、水分や冷たいものだけが熱中症対策ではありません。内臓も冷えやすいですからね。乳酸菌や発酵食品で胃腸を整えていきましょう。腸内環境も整えることも夏の対策には有効です。これからも永くゴルフを続けるために一緒に楽しく勉強していきましょう。