こんにちは。
ゼロカラプラスの前田です。
山内コーチの実施日記(2/11)の中に『プレーボックス』のことが書かれていました。
簡単に言えば、ボールの後方には「シンクボックス~Think Box (戦略を立てるエリア)」があり、ボールの近くには「プレーボックス~Play Box」があるということ。
見えない線を引いて、線の手前でプランを考え、線を跨いだらショットすることだけに集中する。
『考えるのは線の手前。線の向こうでは考えてはいけません』
と言うと『何にも考えないのね!』という解釈をする人が一定数いますがそうではありません。
シンクボックスで考えたプラン通りになるように、プレーボックスではショットに集中するということです。
ラウンドのあと、吉祥寺メンバーA様にスタジオでお会いすることができました。非常にバランスの良いスイングを継続されていて安心しました!
基本的にゴルフはミスのゲームで、カッコよくナイスショットを繋げていくのではなく、ミスショットをリカバーしながら泥臭く進んでいくゲームです。
プレーヤーはミスの確率を減らすためにショットするまでの時間を短くする必要があります。
調子が悪いと色々考えすぎて動作が遅くなったり、素振りの回数が増えたりします。
しかし、それは間違いです。
プレーが遅くなることは、後続の組、もっと言えばゴルフ場の経営にも迷惑がかかる事案です。
だから調子が悪い時こそ、時間をかけずにショットするのです!
当たらないからといって素振りをたくさんしても疲れるだけでナイスショットに繋がることはありません。
大切なことは…
①大事な場面でも大事じゃないようにプレーする。
②入れたいパットは入れようと思わずに打つ。
③曲げたくない時は曲がってもいいと思って打つ。
こんな思考が必要です。
ゴルフはゲームです。
楽しくやるからゲームなのです。
ミスしたら何か問題でもありますか?
ましてや、打つ前にまだ起きてもいないことを怖がる必要なんてありますか?
みなさんも一度9ホールを4名で1時間50分のペースでのラウンドを目指してみてはいかがですか。※トップスタートであれば可能。
このペースでは考える時間なんてありません。
残りの距離を測って、ただ打つだけです。
多分、ベストスコア出ます。
9ホールの所要時間は4名で2時間15分以内。
ということは、調子が悪い時は走りっぱなしのラウンドになるのは当たり前。
調子が良くても悪くても、プレー時間は決められているのです。
プレーが遅い人は、まさか自分が遅いと思ってはいません。
ラウンドした時、ちょいちょい前に置いていかれると自覚しているあなた。
もしかして、あなたのその素振りやルーティーン、移動するスピードが組全体のペースを落としていませんか?
皆んなが気持ちよくゴルフができるよう、一人ひとりが『スピード感』のあるラウンドを心がけましょう。
スロープレーを防止する『プリショット・ルーティーン』について、こんな動画がありました。
是非ご覧ください。
※ラウンドで特に注意しなければならないこと
『前の組のプレーを待っている状態』が、前の組に追いついている状態です。
ミドルホールのティーインググラウンドに着いた時に前の組がグリーンにいる状態は『遅れている状態』です。
この遅れを取り戻すためには、前の組のプレーヤーの『倍』のスピードでプレーしないと追いつくことはできません。
前半のプレーが遅れると当然ランチの時間を削られますし、後半が遅れると入浴を断られる場合があります。