続・ラウンド中の落とし穴

コーチブログ
2023/03/11(土)

続・ラウンド中の落とし穴

海老澤 一公

ラウンド中の目線について

こんにちは、ゼロカラゴルフの海老澤です。今回は「目線」についてお話させて頂きたいと思います。

ゴルフのラウンド中における目線は非常に重要であり、適切な目線を維持することでスコアが改善されることがあります。

しかし、間違った目線を維持してしまうと、スコアの悪化に繋がってしまいます。

以下に、ゴルフでの目線の注意点をいくつか紹介したいと思います。

①ボールを見過ぎること

ボールを見ることは大切ですが、過剰にフォーカスしすぎると、スイングのバランスやリズムが崩れることがあります。

また、周囲の状況や地形の変化、風向きや強さなど、大切な情報を見逃す可能性もあります。

ボールにフォーカスする前に、周囲の情報を確認し、正確なショットを打つように心がけましょう

②ターゲットを見過ぎる

ターゲットを見ることは大切ですが、それにこだわりすぎると、スイングの方向性が崩れる場合があります。

スイング中、自然な動きを維持するために、ターゲットを見た後はすぐに目線を下げ、ボールにフォーカスすることが重要です。

また、ターゲットを見すぎることで、周囲の環境や風の変化に気付かず、読みが誤る可能性もあります。

ターゲットを確認した後は、周囲の状況を見回し、風向きや強さ、地形の変化、ラフの深さなどを注意深くチェックするように心がけましょう。

③ショット後すぐにボールの行方を確認してしまう

インパクトと同時に顔を上げてしまうため、スイングアーク(※1)が上がってしまい、ミスショットに繋がってしまいます。正確なスイングアークを描くことが、正確なショットを打つためには必要不可欠です。

インパクト直後も前傾キープを心がけましょう。

※1「スイングアーク」とは、クラブが振られる際に描く軌跡のこと

④打ち上げ、打ち下ろしでの目線

打ち上げでは、自然と目線が上がりやすいです。

目線が上がってしまうと、アドレス時に右肩が下がり、ダフリやトップ、スライスなど様々なミスの原因となります。

打ち下ろしでは、自然と目線が下がりやすいです。

目線が下がってしまうと左肩が下がり、左への引っかけやカットスライスなど様々なミスの原因となります。

どちらも落下地点ではなく、目線と同じ高さの木や空を目標にしてアドレスするように心がけましょう。

これらの落とし穴を避けるためには、ボール、目標地点、周囲の状況をバランスよく見ることが重要です。

これらを訓練するには、実際にコースに出て訓練する他ありません。

是非ラウンドレッスンを活用し、正しい目線の使い方などをコーチに教わりながら、特訓してみてはいかがでしょうか。