ゴルフとクセ(癖)

コーチブログ
2024/03/27(水)

ゴルフとクセ(癖)

土屋 未来

こんにちは。

今年こそは、クセのない素直な人間になろうと決めたスポーツ科学アドバイザー土屋です。

クセがすごいと生きにくいもの。

さて、今日のテーマは「クセ」です。

動作や習慣のクセはなんとなく理解できるでしょう。

でも”疲れのクセ“と聞くとあまり耳なじみがないかもしれません。

わかりやすくいきましょう。

1 慢性的に疲れている人がゴルフをする

2 「疲れているときのゴルフはこう動くと帳尻があう」とクセのある動きになる

3 さらに疲労する

4 さらに帳尻合わせのゴルフをする

結果、ちゃんと身体が動いているわけではないから、さらに疲労が溜まりやすいクセがつくのです。

そのクセは、身体の動かし方をおかしくし、関節の動きを鈍くします。

そのクセ強の身体が、脳からの指令に素直に応じるわけもなく、

最終的に

「思い通りに身体が動かない」

「ゴルフが上手くならない」

「腰痛や首痛がひどい」

「ゴルフ場のご飯はおいしい」(←関係ない)

という結果になります。

大事なのは、身体の疲労が常にある“帳尻を合わせのゴルフ”を積み重ねてそのクセをつけるな、ということです。

上手くいかないゴルフが続いているときには、帳尻合わせをしてしまうのではなく、疲労をとるほうがよいということです。

もし、ラウンドの途中でそれに気が付いたら「今日はスコアだけでなく、気持ちよく疲労が大きくならないように振ってみよう」という方が、次のゴルフにつながるでしょう。

(ゴルフも打つ瞬間の帳尻合わせがひどい結果を招きますもんね。)

下手な自分を嫌いになっても、ゴルフを嫌いにならないでください。

疲労のマネジメントはゴルフだけでなく、仕事や人生そのものにも必要ですよね。

“いつも疲れている人”にならないよう「疲れクセ」やめましょう。