こんにちは。
今年こそは、クセのない素直な人間になろうと決めたスポーツ科学アドバイザー土屋です。
クセがすごいと生きにくいもの。
さて、今日のテーマは「クセ」です。
動作や習慣のクセはなんとなく理解できるでしょう。
でも”疲れのクセ“と聞くとあまり耳なじみがないかもしれません。
わかりやすくいきましょう。
1 慢性的に疲れている人がゴルフをする
2 「疲れているときのゴルフはこう動くと帳尻があう」とクセのある動きになる
3 さらに疲労する
4 さらに帳尻合わせのゴルフをする
結果、ちゃんと身体が動いているわけではないから、さらに疲労が溜まりやすいクセがつくのです。
そのクセは、身体の動かし方をおかしくし、関節の動きを鈍くします。
そのクセ強の身体が、脳からの指令に素直に応じるわけもなく、
最終的に
「思い通りに身体が動かない」
「ゴルフが上手くならない」
「腰痛や首痛がひどい」
「ゴルフ場のご飯はおいしい」(←関係ない)
という結果になります。
大事なのは、身体の疲労が常にある“帳尻を合わせのゴルフ”を積み重ねてそのクセをつけるな、ということです。
上手くいかないゴルフが続いているときには、帳尻合わせをしてしまうのではなく、疲労をとるほうがよいということです。
もし、ラウンドの途中でそれに気が付いたら「今日はスコアだけでなく、気持ちよく疲労が大きくならないように振ってみよう」という方が、次のゴルフにつながるでしょう。
(ゴルフも打つ瞬間の帳尻合わせがひどい結果を招きますもんね。)
下手な自分を嫌いになっても、ゴルフを嫌いにならないでください。
疲労のマネジメントはゴルフだけでなく、仕事や人生そのものにも必要ですよね。
“いつも疲れている人”にならないよう「疲れクセ」やめましょう。